HONG[本]'s Japanese World

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Books 32

ウォルター・アイザックソン 『スティーブ・ジョブズ』

韓国語レビュー [Korean Review]월터 아이작슨 『스티브 잡스』 あ、本当に長かった。この本を韓国にいる間購入したと思うけど、今になって完読した。もちろん読み始めたのは日本にきてからだけど、暇な時に少しずつ読みながら感じたのは、この本..本当に厚いなぁ〜だった。もちろん電子ブックで読んだので、物理的に厚さを感じたわけではないけど...。いっぱい読んだと思ったのにまだ11章だったし... それは全体の20%に該当する程度だった。11章のタイトルが'現実歪曲場'だったが、私の方が歪曲場にとじ込まれた感じだったかな...--;;; その20%くらいの地点でそのまま置きっ放しで本の存在すら忘れてて...やっと先週頃からまた読み始めた。でも以前よりスピードがついた気がする。そこで、何でこんなに長く感じられたのかなと考えてみたら、内容がすごく細かいということが分かった。すごく細かく記..

Books/レビュー 2020.09.10

東野圭吾 『虚ろな十字架』

韓国語レビュー [Korean Review]히가시노 게이고 『공허한 십자가』 東野圭吾の小説の中で、ちゃんと読んだのはナミヤ雑貨店の奇跡しかない。実は推理小説は怖くてあまり読めないんで、あまり読んでない。実は、東野圭吾は日本でも人気のある作家であるが、韓国でも数多くの本がずっと出版されるほど人気がある日本人作家の一人である。それにも関わらず、今まであまり読めなかったんだけど、ナジヤ雑貨店の奇跡を読んでから少し考えが変わった。まず、思ったより怖くなかった...ということと、思ったより暖かい...ということだった。 この作品の場合、事前の情報が全くない状態で、たまたま電子ブック図書館で発見して予約ボタンをクリックしたし、順番が回ってきたから借りてプロローグだけ読んで見たのがきっかけだった。結局、プロローグを'読んでみる'はずだったのが、そこで止めずに最後まで読んでしまった。おそらく、..

Books/レビュー 2020.09.10

アンディ・ウィアー 『火星の人』

韓国語レビュー [Korean Review]앤디 위어 『마션』 実は私は、あまりSFジャンルが好きじゃない。そういうわけで、あまり読んでも読んでもいなかった。でも、映画よりは本の方が好きだし、またこの本はかなり人気もあったので、そんなに話題だったら一度読んでみようかという考えで、電子書籍のサンプル版を少し読んでみた。が....それが、面白かった。(笑)それで本を買おうかなと思ったら母校の電子ブック図書館で発見。予約者がすごく多かったが、予約をかけといてほぼ一ヶ月ぶりに借りることができた。 まず、面白い。そして吸引力がすごいと思った。作家が趣味で書き始めえたウェブ小説とは信じられないくらい...。私は人文学を専攻しててもこんなに書くのが難しいのに...TT ちょっと嫉妬もした。もちろん私は工学的な知識もないし、さらに学生時代の科学教科の中でも地球科学が一番嫌いだったので、内容をちゃん..

Books/レビュー 2020.09.10

齋藤孝 『35歳のチェックリスト』

韓国語レビュー [Korean Review] 사이토 다카시 『35세를 위한 체크리스트』 母校の電子ブック図書館で他の本を探していたが、偶然この本を発見し、題目にひかれて借りて読んだ。目に入った単語は他のものではない'35歳'。本のタイトルを見てからまた忘れていた私の歳を改めて実感した。(勿論、私が正確に35歳ということではない。著者は日本人であるし、私は数え歳で数えたから、35歳から◯歳差だし、とにかく近い時期である。^^;;;) そもそもこんな感じのタイトルはあまり好きじゃないけど、ちょうど進路や人生に大きい影響を与えるかもしれないあるものを決定しなきゃいけない状況だったし、また私の歳と同じ時期に対する本だということで読みたいと思ったかもしれない。 本を読みながら何よりも嬉しかったのは、本当に私の年頃で考えていること、経験していること、実際に悩んでいることがずっと登場する。読..

Books/レビュー 2020.09.10

フランソワ・ルロール 『幸福はどこにある』

韓国語レビュー [Korean Review] 프랑수아 를로르 『꾸뻬 씨의 행복 여행』 電子ブック図書館で見つけて、一度読んでみようかなと思って予約をかけておいたものを、何日か前に借りることができたので読み始めた。もともと読みやすく書いてある本なので、読書スピードが遅い私なんだけど、二日で完読することができた。何よりも主人公である'クペ氏'(日本語版では'ヘクトール氏')のキャラクターが気に入った。精神科医であるが、権威的ではなく、素朴で、嘘をつけなさそうで、親しくなりやすい..そういうイメージだと感じた。そして、文章や言葉。新鮮というか... なんか可愛い。^^(本の後半に書いてある翻訳者の文を読んでみて、もしかしたら翻訳者の文章体のおかげてもっと魅力的だったのかも...と思った。翻訳者が書いた本も一度読んでみたいと思う。) 特に、訪問する国などが登場するときは、中国以外には直..

Books/レビュー 2020.09.10

サン=テグジュペリ 『星の王子さま』

韓国語レビュー [Korean Review] 생텍쥐페리 『어린왕자』 本当に幼い頃に読んでいた本を再び読んでみると、やはりまた新しい感じがする。(私がこの本まで読むようになるとは... 普段なら多分読まなかったはず...)正直、狐の物語までしか思い出さなかったんだけど、こういう内容だったんだ...と思った。ストーリーはすごく有名で、内容自体は難しくない。ただ、どういう観点で考えてみるのかによって感想もみんな地学なると思う。メッセージ自体はすごくシンプルである。 実際、私が驚いた部分は、著者の年報を読んだ時だった。著者であるサン=テグジュペリは空軍の操縦士だったんだけど、偵察に出かけて失踪になったと書いてある。おそらくドイツ軍により撃針されたと推測しているとのこと。なんだか.. 著者本人の最後が、なんか星の王子さまと似ている感じかな。とにかく、読んでたら、私もあまりにも歳を取ってしま..

Books/レビュー 2020.09.10

ヴォルテール 『カンディート』

韓国語レビュー [Korean Review] 볼테르 『캉디드 혹은 낙관주의』 世界文学第2弾としてヴォルテールの『カンディート』を読んだ。最初のところを読みながら、この翻訳はちょっと...などに始め、脚注も多すぎるし、文章も短く切れたり、結構ハドル高い感じだった。しかし、面白いのは、意外と進む。不思議な本だった。 内容的には、その時期に経験できるすべての不幸はケース別に全部集めておいた感じがする。楽観主義を批判するためのヴォルテールの意図があるとしても、このくらい極端的に羅列するとは..ちょっと楽しかったのは、登場人物たちが様々な事件や状況などによってほぼ世界一周をすることになる。そこに偶然に偶然が重なり、また登場人物たちが不死新のように、死の危機から(もしくは死ぬかと思われた状況から)再び極的に生き残ったりする。シンプルすぎる文体に、飾りのない状況説明。そのため、表現に慣れてな..

Books/レビュー 2020.09.10

ジョージ・オーウェル 『動物農場』

韓国語レビュー [Korean Review]조지 오웰 『동물농장』 新年からは昔の文学を少しずつ読むという趣旨で、そのスタートとした作品。本当に久しぶりにジョージ・オーウェルの動物農場を読んだ。できる限り、負担をなくすために地下鉄の中だけで軽く読んだ。以前、いつ読んだのか覚えてないくらい幼い頃に読んだ本だけど、再び読んで見たらやはりまた違う感じ。でも、内容はすごく軽く読めるのに、なんでこんなに鳥肌が立つのか...その中でもナポレオンの代弁者の役割だったスクォーラーが一番怖かった。彼がすべての捏造輿論作りを担当したからだ。これが1940年代の作品だけど、今の政治社会でも通用される要素が結構入っている。未だに動物農場の風刺が適用されるのが、私を怖がらせた原因だったかもしれない。なんかちょっと苦い。 「♡共感」と「コメント」は大きい力になります。

Books/レビュー 2020.09.10